全米で空前の評価を得たスーパーヒーローコミックの新たなマスターピースがついに登場!
アイズナー賞受賞作
(ベストライター部門/ベストアーティスト部門)
脱出術師にして神たるヒーロー「ミスター・ミラクル」の戦いと日常を描くDCコミックスの最高傑作!
どんな監獄も彼を捕えてはおけない。どんな罠も彼にはかけられない。男の名はスコット・フリー。またの名を世界にその名を轟かす前代未聞の偉大なる脱出術師「ミスター・ミラクル」!
しかし彼は究極の罠…<死>からも逃れる事ができるのか?
スコットとその妻であるビッグ・バルダが地球で築き上げてきた完璧なる生活の歯車が狂っていく。
彼らの故郷である神の世界アポコリプスとニュージェネシスの間で戦争が起きた。しかもスコットの残虐なる養父ダークサイドは、あらゆる生命を精神的に支配できる「反生命方程式」をついにその手にしたという。
双方の戦死者がかつてないほど増えていく中、この殺戮劇を止め、平和をもたらせるのはミスター・ミラクルしかいない。しかし反生命方程式の恐るべき力は、すでに彼の頭にも干渉しているかもしれない。もしそうだとするとそれは、彼が築いてきた幸せな暮らしを粉々にし、その現実をゆがませてしまうのだ。
彼は最初から死の罠にかかっていたのか?あらゆる答えを得るためにミスター・ミラクルはどんな代償を払わなければならないのか?
【収録】Mister Miracle #1-12
作:トム・キング
画:ミッチ・ジェラッズ
訳:秋友克也
本書に寄せられた絶賛の声:
この夏一番のスーパーヒーローストーリー。自分の記憶にある中で最も素晴らしいスーパーヒーローコミックの一つかもしれない。
GQ
現在店頭に並んでいる中で、最もショッキングで面白いスーパーヒーローコミックの一つだ。Entertainment Weekly
ただの罵りや暴力以上の「大人のスーパーヒーローコミック」を求める人にとって、この『ミスター・ミラクル』はずっと待ち望んでいたシリーズかもしれない。
Hollywood Reporter
本書独自の素晴らしい読書体験。DC作品をどこから読んだらいいのかわからないという新たな読者にとっては、心をわしづかみにするような入口にもなっている。
Shelf Awareness
キングとジェラッズは昨年最も絶賛されたグラフィックノベルの一つを創作した。本書で描かれる戦争への省察と対話によるホームドラマは、ネットフリックスのヒンジウォッチャーも満足させるものだろう
The Independent
胸が張り裂けるようで、楽しくて、人間的。時代を超えて残る古典作品の卵だ。
Wired
本書はトム・キング流の(ジャック・)カービーへの最高の賛辞だ。きめ細かなまでに衝撃的で、静かなまでに楽しい、壮大なる大変動の物語。
Booklist (Starred Review)
見事だ…ミスターミラクルのファンと新たな読者はどちらも等しく魅了されるだろう。
Publishers Weekly (Starred Review)
素晴らしい読切作品。並外れた<ケープとタイツ>の物語を探している十代の若者と大人に訴求するはずだ。
Kirkus Reviews
毎年、一つの本が他の本の上位に立つ。ファンとクリエイターは、ある作品の中に、新たな考え、新たなものの見方、そして新しいレベルの芸術的表現を見つけると、同じように立ち止まり、そのクリエイターを驚きとともに見詰めることになる。本年のそれは『ミスター・ミラクル』だ。
ブライアン・マイケル・ベンディス
優しく繊細な物語で、今まで厳しい時期を過ごしてきた人の心に響くはずだ。私がここ数年読んだ中で最良のスーパーヒーローグラフィックノベルでもある。
Toronto Star
ここでパフォーマンスをするのは優れたマジシャン達だ。彼らの名前はトム・キングとミッチ・ジェラッズ。
ブラッド・メルツァー
衝撃的で深遠な物語であり、疑問の余地なく、ここ数年で最良の作品の一つ。
IGN
ライターのトム・キング、アーティストのミッチ・ジェラッズによるミスターミラクルの新たなシリーズは読者を死と再生、謎と陰謀のジェットコースターに乗せてくれるだろう。
CBR
本年度のベストコミックの一つ。
i09
奇妙、不安、不条理の終わりのないループ…キングとゲラズは信じられないほどに好感の持てるキャラクターを創作するのに秀でている。そしてそのキャラクター達は絶望的なまでの目標 レガシー…そう、この新たな作品にはうってつけだ を解決しようと試みるのだ。
Paste Magazine
仕様 並製、320ページ
発売予定日 2020年9月30日