SF史上に輝く最高傑作の一つを、原作小説に忠実にコミック化。原作権利者の総監修による、公式コミカライズ版、第2巻。
大森 望氏、絶賛!!
「息を呑むアートワーク、ツボを押さえた
ストーリーテリング。原作ガチ勢にも
未読勢にも推薦できる、
理想的なグラフィックノベルだ」
◎『風の谷のナウシカ』『スター・ウォーズ』等の名作に多大な影響を与えた傑作エンターテイメントSFのコミック版。
◎原作権利者と熟練の作画者のコラボレーションにより、映画版とは異なる、より原作に忠実な、めくるめくビジュアルとストーリーが展開する!
◎衣装・建造物等の造形も、できる限り原作小説と原作者が残した資料に忠実に再現。
◎原作の名場面はどうビジュアル化されたか? 映画版とどう違うか? 色々な楽しみ方ができる公式コミックです。
◎原作未読の方には、デューンの世界への、公式の入口としておすすめです。
<ストーリー>
はるか未来……過剰に進化した思考機械が社会を支配し、人類を従属させていた。
人類は反乱を起こして勝利。その後、思考機械を禁止し、代わりに、特殊能力を習得するよう育成された人間が、思考機械の代替をもする社会を築いてゆく。
思考機械との戦争から1万年以上が経過。人類は様々な惑星に移住し宇宙帝国を築いている。各惑星は領家(りょうけ)と呼ばれる貴族によって統治されており、本書で描かれる時代には、領家の頂点には皇帝シャッダム4世(在位10156年〜)が君臨している。
物語の主人公は、惑星カラダンを統治するアトレイデス公爵家の世継ぎ、ポール・アトレイデス。アトレイデス家は皇帝の命により、惑星カラダンから、砂漠の惑星アラキス──通称デューン──に移封(いほう)されることになる。
惑星アラキスは、抗老化作用を持つ香料“メランジ”の、宇宙で唯一の産地だ。それゆえアラキスを統治する者は、莫大な富と名誉を得る。しかしこの移封、実はアトレイデス家の宿敵ハルコンネン家の男爵が仕組んだ罠だった……。
砂漠の惑星を舞台に、物語はめくるめく展開を見せてゆく。